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シノアリスのサ終を受けてのあれこれ−その3
6年半遊び続けていたソシャゲ「SINoALICE」が2024年1月15日を以てサービス終了することを受けてのあれこれです。
思い出がありすぎて長くなったので何回かに分けます。これ3つめ。そろそろ終わりたい。

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私にはシノアリスで2つほど後悔していることがあります。

まずはギルド名です。

いや、自分で付けたギルド名なんですけど……
しかも、どうせすぐ解散するだろうしまぁいいや、ぐらいで付けてたので当時は6年半運営するとも当然思ってないし、これにしとけば元ネタ(ニーアのサントラの名付けオマージュ)が分かる人が来るだろうな、と思って……

『エミール/偏執』って名前にしたんですけど。

変態っぽいので偏執はやめときゃよかったな、と思ったのが1ヶ月経過した頃、1年越えたあたりで「このまま行くのか、本気で?」となり、2年越えたあたりで今更ギルド名変えたいです、とはとても言い出せなくなりました……
ギルメンに「このギルド名だったから入ったんです」と言われたら退路がなくなった。

後悔するような変な名付けはやめよう。マジで。

ただ、シノアリスと原作者を同じくするニーアシリーズ好きが多く集まりまして、ニーアオートマタコラボのときはギルド内で喜べたことはよかったです。
敵の機械生命体を見て喜び、ボスのボーヴォワールにも喜べる。音楽も楽しめる。それを共有できる人がいる。よかったです。


後悔のもう一つは、ギルドマスターになったことです。

悲しいほど統率の才能がない。
ついでに言うと戦略立案、指示出しの才能もない。ただし、こっちは最初から知ってた( ˘ω˘)

上昇思考もなければ、基本的に気が小さいので揉め事も嫌い。
自分でもどうかと思うぐらい人見知りなので、知らない人たちの輪で話すのも話しかけるのも苦手。

メンバーを勧誘するのもめちゃくちゃ苦手でした。
まぁ、シノアリスで勧誘を含めた人事すべて好きだった人はあんま居ないとも思いますが……超売り手市場だったもんね……

私の指示やらスタンスやらが合わなくて居なくなった方も多かったんですが、なんだかんだ6年半続けてしまったのはメンバーが皆いい人たちだったからと思います。
一番人数が減ったときでも13人はいて、もっと減っていれば解散も考えられたけど、まだ残ってくれている人全部捨てる勇気もなかったというw

マジでダメダメで頼りなかったと思う。
新しいナイトメア出る度に効果覚えるのに時間はかかるし、新スキルの内容が理解しきれなくて悲鳴あげてたし。

それでも「ゲームはゲームだから、ギルドメンバー全員が娯楽としてきちんと楽しめるようにする」という、これだけは自分で決めたルールとして守りたかったところでした。

コロシアムもイベントもノルマを課さなかったのでグラコロも遅刻欠席は当たり前で、順位が奮わないので報酬も多くなかったです。
代わりに、誰が突然休むことになっても誰も何も言わない環境でした。

遅刻が多いので端から「コンボ戦略(スタートでコンボ数積んでダメージにバフかける方法。めっちゃ主流の作戦)」を放り捨てたりしてましたしね……

正直かなりめちゃくちゃだったと思い……ますね……


その他、謝辞と懺悔。

ナイトメアのバーバリアンを「馬場さん」と誤変換したにも関わらずとっさの判断で対応してくれたヒーラーさん。ありがとう。ごめんなさい。
結果、バーバリアンがずっと馬場さんと呼ばれていました……いや、マジでごめんなさい……

バーバリアンと同効果だからと言って当たり前のように「馬場さん」と呼ばれてたマウアルケロン。
マジでごめんよ。

5年あたりで突然めちゃくちゃ疲れてしまって、もう辞めたいと泣き言いったにも関わらず、少し休んできなよ、と代わりにギルマス業を全部請け負ってくれたサブマス2人。その節は本当にありがとうございました。
1回ちょっと休んで、もう一回頑張ってみるか、と思えたのは、いざというときに支えてくれる人がいた安心感があったと思います。

なによりも、なんの頼りにもならないギルマスなのにこのギルドで一緒に戦ってくれたギルドメンバーの皆様。
本当にありがとうございました。

全然人が見つからず空席ばかりで全然勝てなかった時期にも責められることはなくて、ずっと人に恵まれ続けた6年間だったと思います。
本当にただただ、人の運が良かったと思う。

相手の構成を読み間違えて戦略ミスとか、人がいなくてまともにナイトメアも出せない歯がゆいコロシアムも多かったし、内に思うことは当然色々あったと思うんですが。

メンバーみんな仲が良かったとは到底言えないんですが、必要なときには関わり、それ以外は適度な距離感を保っていたことが長続きした理由だろうな、と思います。

構成メンバーも、設立から3日程度で加入し今も所属し続けている人が6名、初回グラコロから共にしている人で今もいるのは9名、と随分長くご一緒してしまった方もいます。
特に前者は、うちのギルドにしか所属したことがない、っていうことに……(;・∀・)ほんとに良かったんか、うちで。

長い時間をともにしましたが、ほとんどのメンバーとはもう会うことはないでしょうし、他のゲームなどで会ったところでわからないと思います。

結構、かなり寂しいです。

*****

シノアリスというゲームはマジでめちゃくちゃで、今度26日にメインストーリー最終章の最終節が実装されるんですが、その参加条件に「ギルドメンバー全員で同時に挑戦」という鬼畜の条件があるんですね。

要するに、シナリオ進行が追いついていないメンバー、同時間にログインできないメンバーは切り捨てなければエンディングを見ることもできないってわけです。

鬼かな。
鬼だよ。

うちのギルドはわりと原作者の作品ファンが多くエンディング見たいメンバーも多くて、おそらく数名は切り捨てることになりそうですが時間を合わせてエンディングに挑戦予定です。

そうなるとエンディングの感想も書きたいところですが、まぁ場末のブログでうっかり挑戦予定者に読まれてネタバレになるのも嫌だし、そうですね……サービス終了した頃にでも書きたいと思います( ˘ω˘)

そうそう。
随分昔にTwitterだったか、ゲーム内掲示板だったかどこで見たのかは忘れてしまったんですが「ギルドマスターは他の人の2倍苦労するけど、人の2倍シノアリスが楽しい」とかなんとか見かけて、なんとなくわかるなぁ、と思ったのでした。

恨みつらみも多いけど、全体通して悪くない日々でした。


最後の最後にどうにか目標としていた総合値200万も達成できたので、おおよそ悔いはないと思います。

本当に、本当にありがとうございました。

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【2023/12/19 20:13 】 | 雑記 | 有り難いご意見(0)
シノアリスのサ終を受けてのあれこれ−その2
6年半遊び続けていたソシャゲ「SINoALICE」が2024年1月15日を以てサービス終了することを受けてのあれこれです。
思い出がありすぎて長くなったので何回かに分けます。これ2つめ。

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初めてのグランコロシアムの記憶も悲惨なほどに残っています。

シノアリスのコロシアムとは、毎日どこがしかのギルドとマッチングをして、ギルドで設定した時間から20分間行われるリアルタイムバトルのGvG要素になります。

ギルドは最大で15人で、前衛5人、それを支える後衛10人の構成が基本です。
リアルタイムで最大15人対15人の計30人が戦ってるわけで、これもまぁまぁ拘束時間がありますね。

……初期はこれを1日2回で各回30分やらせようとしていたの、マジで無理がある。

ともあれ、普段のコロシアム(通称は通コロ)は、まぁせいぜい日々の報酬が多少増減するぐらい、負けたところで報酬が0になるわけでもないしコツコツ遊び続ければ育成素材が手に入る、っていうだけのものでした。

……が、グランコロシアム(通称グラコロ)は違いました。

グラコロは月1開催のランキングイベントで、5,6戦コロシアムをやって、その短期の成績で各ギルドに順位がついていく感じ。

そのランキング報酬にグラコロ限定報酬のメダルがあり、そのメダル交換所に限定武器や限定キャラがいたので、報酬はあればあるほどいい。

うちのギルドはエンジョイ勢だらけだったのでコロシアムをガチガチにやってたわけじゃないんですが、限定キャラが報酬となると流石に欲しくなるし、なるべく勝ちたいところですよね。

グラコロの初戦は通コロと同じロジックでのマッチングとなりますが(おおよそ同格とマッチングする)、以降は順位が近いところとマッチングしていきます。

そして、問題だったのがこの初回グラコロのランキング基準ですね……

このときのランキング基準は「勝敗数」でした。
なので、2戦目は基本的に0勝同士か1勝同士で戦っていく訳です。

他にも「獲得イノチ」という、それぞれのギルドの与ダメージから算出されるポイントもありました(当然強いギルドほど与ダメが多いのでイノチ=ポイントが膨れ上がる)。
獲得イノチは勝利数を最優先基準としたうえで、同勝利数のギルドのなかでランキングをつける基準に使われていました。

ただ、その獲得イノチが基準としては後回しだったので、例えば「3勝(2万ポイント獲得)」と「2勝(50万ポイント獲得)」では3勝のギルドのほうがランキングが上で、報酬が多いわけです。

ポイントを稼いでるギルドのほうが戦力で言えば上なんですが……
順位が勝敗数で決まるからにはこうなるわけです。

そして、初日のマッチングが普段のコロシアムと同じロジックだった、というのも先に述べましたが、これってつまり、上位ギルド同士が戦力が近いからと初日に戦っていて互いを潰しあったということで。
その結果。
最上位ギルドが初日時点で1敗していれば、そのあと5戦すべて取ったとしても全勝した下位ギルドよりランキングが低い、ということなんですよね(;・∀・)

これじゃ初日が頂上決戦だよ。

そして、下位ギルドだとマジでコロシアム全然やってないどころかメンバー15人揃ってない、というところも当然あります。
その結果、獲得イノチをなるべく抑えて同勝利数のなかでも下の順位を狙い、翌日に弱いところとマッチングして勝利数を稼いでいく、という戦略が生まれてしまい……

下位ギルドがランキング上位に上がってくるという状況に……(;・∀・)

一番ヤバかったのは奇跡的に全勝してたソロギルドに、報酬目当てでぞろぞろ人が加入していったときですね。
ギルド加入を自由出入り可能にして放置してたギルドもあったので、勝ってるギルドにあちこち移動とかできたんですよ。

ちなみに、私のギルドは最終日前日まで一度も勝てずに0勝で、マジで最終日に勝たないと全敗で順位がどうとかそういう問題じゃねぇぞ、となったところで……
最終日に2人しか居ないギルドと当たりました……うちは15人のフルメンバーでした。

前衛5人で1回殴ればお相手は倒れる。
当たり前。

確実に勝てるけども喜べず「どうすんだこれ」という地獄みたいな空気になりました。

しかも、中身がいる場合に限るんですけど、コロシアムでは各人1回だけ属性バフや瞬間的なバフ・デバフができるモンスターみたいな「ナイトメア」というのを召喚できるんですが、お相手もナイトメア打ってくるんですよ。
つまりリアルタイムで中に人がいて操作してるわけですよ。

これお相手はどう思ってるんだろう、とものすごく辛くなりました……
しかも、この時点でお相手は全敗確定なんですよ。普通に辛いが。

これで2人しか居ないギルドだからしょうがないよね、って言えたら良かったけど、ソロギルドで放置してオートで1回でも勝ったところのほうが順位高いですからね。やっぱつれぇわ。

上位層からも悲鳴が聞こえてきていて、なんかこう……伝説のグランコロシアムでしたね。

2回目からは「獲得イノチ」での順位付けになったので、第1回からは比べ物にならないぐらいマシになりましたw
手を抜いたらその分順位は下がって行きますしね……
負けたとしても稼いだイノチが多ければ良い、という頑張った分は裏切らない流れに変わったと思います。

まぁ、これはこれでより多くのイノチを稼ぐため談合するだの、イノチ増やすための効率的な戦略を取ってこないギルドを晒しにするだの色んな問題を生んでいましたが、エンジョイギルドにはあんまり関係なかったし、初回に比べたらどのグラコロもマシでしたね。

対戦相手は時の運だからボロ負けしたり嫌がらせされたりもしょうがないけど、どんな状況でもギルド内でできる限り頑張ってイノチ稼ごうとしたこと全部が無駄にならないならそれで良い。

*****

なんで初回のグラコロのことだけで2000字も語れるんだよ! 2017年の出来事だぞ!?
いや、シノアリスに関してのブログを書き始めたときは自分のギルドのことを書きたかったはずなんだけど、思い返してみたら自分で思っていた以上に初回グラコロショックが大きかったみたいで……ちょっと自分に引いてる……
今回はここまで!

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【2023/12/17 17:16 】 | 雑記 | 有り難いご意見(0)
シノアリスのサ終を受けてのあれこれ−その1
6年半遊び続けていたソシャゲ「SINoALICE」が2024年1月15日を以てサービス終了することを受けてのあれこれです。
思い出がありすぎて長くなったので何回かに分けます。

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2017年6月6日にリリースされたシノアリスですが、私は少し遅れて6月11日に始めました。


3周年イベのときのよくわからん記録のテキストが生きる時が来た。

ホントは初日に始めたかったんですけど重くてログインできなくて、落ち着いた頃に始めようかな、と数日置いたんですよね。

で、ミッションのクリア項目に「ギルド加入」があったんですが、この頃はまだGvG要素であるコロシアムが実装されていなくて文字通り形だけのギルドだったので自分で適当に立ち上げて。
ギルド探しに迷ってる旧Twitterのフォロワーさんに声かけて数人確保してスタートした、マジでミッションクリア用のギルドでした。

イマコレ(2023/12/13)↓

死にぞこないました。


ついでに言うと6年半ギルマスやってしまった。
うっかりサ終まで見届けてしまう羽目に……

まぁ、設立3日ぐらいで15人全員埋まっちゃって、どうしたもんかなー、とは思ってたんですが!
ようやくコロシアム機能が実装されてOBTでテストプレイしたときに、このメンツ思ったより参加意欲高いな、とは思ってたんですが!

いやぁ、それにしてもベータ版のコロシアムは1日2回に加え1回30分という、毎日1時間をシノアリスに捧げろ、みたいな鬼畜仕様でしたね。
それまで大して関わる理由のなかったギルドメンバー達が「……30分長くない?」「まだ終わらないのか」「時間の進みが遅く感じる」と困惑してたのが思い起こされます。
これまで関わりがなくとも一致して共有される想い。ある意味凄い。

一応ベータテスト参加者として「30分は長い」「毎日1日2回は無理」と送ったら、本実装のときには「1日1回20分」に変わっていて笑いました。
そりゃそうでしょうね。

続いて、コロシアム実装に伴って月初恒例イベントとなる「ギルドボックスガチャ」が実装されましたね。

ボックスガチャって言うと他のソシャゲでもお目にかかるんですが、まぁ、大抵は一人1個のボックスガチャが与えられますよね。だから、回数を回せば欲しいものは大抵手に入りますよね。
シノアリスはギルド内で一個のボックスガチャから景品を奪い合え、という、何故か仲間内での奪い合いシステムでした。

しかも、その中にギルドボックスガチャ限定の武器が入っております。
今となっては性能も良くないし特別欲しいものではないんですが、実装当時はちょっと様子が違いまして。

シノアリスって装備デッキに20個武器が組み込めるシステムで、サブにも当時最大20個のステータスかさ増し用の武器枠があるんです。
要するにバトルで実際に使う20個+強ければ強いだけいいけどバトルには使わない(使えない)20個の計40の装備が必要なわけです。

当たり前ではあるけどサービス開始から数ヶ月の状態では自分が使いたい武器だけでデッキが出来ている人は本当に上位層だけで、特にサブ枠は寄せ集めで最高レアだけでは埋められないみたいなことも多い。
そこに、ちょっとステータスとしてはガチャ産より低めだけど最高レアまで育成ができるギルドボックスガチャ限定の武器が実装されたわけです。

メインに組み込めなくとも、サブ枠用と考えれば需要があったわけで。

このボックスガチャを回すには専用のアイテムが必要で、コロシアム参加報酬(固定)+ギルド内でのコロシアム参加人数によりボーナス+勝敗でさらにボーナス追加。要するにコロシアムに参加するだけで回せる。
特に無課金層には美味しかったんですよね。

それにプラスして、シノアリスは武器全てに固有のストーリーがあり最高強化で読めるようになるんですが、そっちのコレクションとしても限定武器は魅力があった。

Twitterでもプレーヤーがちょっとざわざわしていて、貢献度が低かったりギルド内下位のメンバーが限定武器引いたらムカつくかも、という声もありました。
そらそうか、そういう人もいるよな、そうなったら思った方も思われた方も可愛そうだよな、と思いました。

……そう思ったんですよ。
だから、本格開始前にギルドチャットに「もし武器を引いたとしても報告はしないでください」と通達を出したわけです。
メンバーも、わかりました、知らなければ余計ないざこざもないですもんねー、と理解を示してくれました。よかった。
何か思ったとしてもわざわざ見えるところで言う人たちではないけども、まぁ、レアアイテムの行き先がわからんに越したことないよね、と。

そして、それは起こりました……

_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> 獲得通知が獲得者名と共にギルチャに表示 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

限定武器を引いたと同時に自動でギルドチャットに通知来るようになってる!!
なに!? 仲違いさせたいの!?

ちょっとキレそうになった。

シノアリスってこういうゲームだった、最初から。

これのお陰で当たった人に「おめでとう〜!」ってするのが癖になりました。
先日終わった最後のギルドボックスガチャでもやってました。
色んな意味でトラウマだったんだと思います……かつてと異なりギルドボックスガチャになんの旨味もなかったとしても……

*****

6年半のスクショ眺めて思い返してたら恨みつらみが溢れて来たので今回はここまで!

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【2023/12/15 17:36 】 | 雑記 | 有り難いご意見(0)
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