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2020
(年が)あけまして(た)おめでとうございます。
本年もドーゾ宜しくお願い致します。
 
2月なのでまだセーフです。
まだ年越して1ヶ月しか過ぎてないし……
セーフじゃない? そう……
……まだセーフです。
 
というわけで、年末は台風の後始末と、職場のサポート切れの迫ったwin7PCと戦ってたら年越してた、そんな有里馨です。
 
 
なんだかんだ昨年は折り本が2冊発行でした……2冊しかやらずして終わってしまった感。
もう一冊出せる予定でしたが、自身の無精のため間に合わず……
 
過去の私は、
「台風のせいで9月10月はやばかったために精神の安寧のためゲームにのめり込んでいましたが落ち着いてきたお陰か飽きてきたので、折り本を年内に間に合わせるべく頑張ります(もっと早くから頑張れよ)」
「そしてここでこうやって宣言しておかないと絶対やらない!私は私の信頼の無さをめちゃくちゃ信じている!」
と、ツイートしていましたが、過去の私はよーく私のことをわかっていますね。
有能(

年明けて「やべぇ去年2冊しかつくってねぇ」と気付いたので、今年は3冊を目標に頑張りたいと思います。

というわけで、1冊目は早々に出せるように今まさに準備中です。
2月上旬には出せるかな? というかんじな……たぶん……

代わりに、冬に発行するにふさわしい内容になりましたので、お部屋のなかでぬくぬくと楽しんでいただけたら嬉しく思います。
いままだ推敲中なんですが……

次に関しても(まだなんのネタも浮かんでないけど)、表紙をお願いできそうなお方を発見したので頑張って書きたいと思います。
画風的にウサギさん出したいな、うん。
あと美少女もな。
ウサギを出してファンタジー……今のところ引き出しにないので考え中ですが。

2020年も、のそのそとネットの片隅でやっていくので何卒宜しくお願いします!

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【2020/02/03 12:54 】 | 雑記
色季彩のおはなし。
GWが4日しかなかった謎の事務職、有里です。
明日でGW終わりだよ……どこも行ってないよ……先週土曜にライブ行ったわ。

改めまして、遅くなりましたが色季彩シリーズ最終作『好きは言えない』の配信が終了致しました。

……あ、はい。配信開始したのは2月のことなので大分時間が経ちましたね……いやぁ、時間の流れは早いデスネー。

2月に配信したのでもう2ヶ月以上経ってしまったのですね。時間の流れが早すぎる。
少々仕事でバタバタしていたのでご挨拶が遅れましたが、ようやく1年に渡る色彩の物語が終わりました。

『好きは言えない』は時期に合わせてバレンタインのお話で、冬が最後になるために「絶対明るく終わらせようー」というのだけは春の時点で誓っていました。
なので、わりとはやめにプロットだけは切っていた話になります。
夏かな。夏のお話と同時平行で進めてて、片方はビターテイストに、片方はハッピーエンドに、って頭を切り替えつつ作業してたような。

固い意思で突き進まないとハッピーエンドにならないってのも問題アリな気がしますね!

そんなわけで、夏から頭をバレンタインにした掌編だったのでした。

少年をメインに据えたシリーズとして展開をしていたわけですが、考えてみれば「男しかいない」ストーリーはひとつもなかったなぁ、という感じです。

春はひねくれ少年とひねくれ少女の小噺、夏は快活な少年と気が弱い少年、その間で優雅にふるまう少女との3人の関係性の断片、秋は偽りの狐の少年と偽りの母のお話、冬は少年のような少女と気が弱い少年のお話。
結構どれも「相手と対等に向き合いたい」側面があったような、と改めて見返すと思いますね。

性別が違ったり、っていうのもあるけど、顔見知り程度でしかなかったから相手との距離を図りかねたり、はたまた同い年で親友で仲間だけど本音では語れなかったり、偽りの関係性のなかで背伸びをして届かない憧れに追い付きたかったり、いつもその関係に依存していたから少し前に進もうとしていたり。

色、というところもテーマとしてあったんですが、四季の流れと少年たちの持つ関係性ってところが前に出た、というところが強かったですね。
本当は前シリーズの「一色綴」っぽく、もっと色を前に出して行くつもりでスタートを切っていましたし、春、夏ぐらいまではその方向で行くつもりだったんです。
でも、やっていくうちに秋は「少年は黒だけど、母親は赤のイメージあるし、題材的に赤を差し色にしたら黒ももっと映えるよなー」って言うのがあって、表紙に「差し色で赤を」とお願いしましたし、冬も「少年が水色、少女は薄紅のイメージだなー」とピンクをいれてもらいました。
実は春の少女も薄紅のイメージなんですが、そういうところでも一周してるな、って感じです。

冬は「薄紅色を差し色に」とお願いして、まるさんから頬にも薄紅が入って甘酸っぱいイメージが増したのがホント最高でしたね……
その使われ方は想像してなかった……!

制服にも色味が乗ってて、使われている色自体は冷たいイメージの色なのに寒々しい表紙ではない完成形。
最後までどうにか走りきれてよかったな、と思いました。

冬は表紙2案を結構本気で悩んだんですよね。


採用したのは左ですが、右のやつも非常に小説らしい表紙でめちゃくちゃ悩んだ。
右は文芸っぽい印象があって非常に捨てがたかったんですよね。
でも、左のね! あんな満面の笑みを見るとね! あっちになるよね!

まるさんはあまりオリジナル作品を描かれない方ですし、女の子もあまり描かれない方なので、普段描かれているものとの方向性のミスマッチもあって今回の折本作業は非常に迷惑をおかけしたかと思うんですが、本当にどれも内容を上手く汲んで頂いた素敵な表紙になったと思っております。
結構ギリギリまで「夏の表紙が最高すぎる……最高……」って思ってたんですが、「やっぱ冬だわ」と半年の想いをあっさり鞍替えするぐらい冬の表紙はお気に入りです。

折本は表紙まで込みでひとつの作品として成り立つので、外注すると自分の意図したところでない要素が入ってくるのが一部リスクではあります。
けれど、そういう刺激がないと今回みたいに「差し色増やしてもらおうかな」という発想とか「ここでそうくるかー!」という一本取られた感は一人じゃ味わえないんだよな、と、本当にそう思いますね。

もともと創作活動って制作中は孤独なこと多いし、完成しても反応ないとやっぱり孤独だし、新しい人に広げたいと思っても見てもらうのに目を引く”顔”がないとやっぱり小説は難しいかな、とも思うので、またこういうのはやりたいですね。
実際、装画を自分で用意しなくていい、ってだけで大分気が楽なんですよね。
表紙のために、フリー素材を準備して、タイトルどこにいれるかー、とか、サイズ合わせて、とか、そもそもグラフィック面は詳しくないからつくることにめちゃくちゃ手間取るんですよね。
それを「はー、書き終わったー!」って本文書き終わったテンションで次に慣れない作業残ってると、疲れてるときはホント無理なんですよ……

とりあえず案は出しててプロットもほぼ立ってるのが何本か手付かずで残ってるので、書いてあらためて表紙のかたは探そうと思います。
ちょっと仕事の関係でシリーズ系はしばらく難しそうなので、単発をこの半年で2本ぐらいやれたらなー、という見通し。
表紙のかたは絶賛募集中なので是非ともお声掛けください(笑)
描かれる方の画風と合う作品でやりたいですねー。

うん、令和もやっていきたい(p`・ω・´q) 折り本つくる(p`・ω・´q)
多分、自分で自分追い詰めないと新しいの作れなさそうなので頑張ります(笑)

平成の間に2つもシリーズを作れて……3つか! 140字も一応五十音でやってたし、あれがあったから表紙を他の人に頼もう、って発想が生まれたのであれもですね。忘れてやるな。

とはいえ、『一色綴』も『色季彩』もsioさんとまるさんという恵まれた表紙担当の方のおかげで自分自身も最高に楽しんで作れました。
やっぱり自分にとって大切なシリーズになったなぁ、と思います。

一応1本は継続して動かしている折本もありますし、次も準備しようと思っておりますので今後ともどうぞよろしくお願い致します。


以下、冬掌編の小噺。あるいは誰も知らない、後日談。

  *****

 2月も下旬のある日のこと。

 少年が帰路に着くべく下駄箱を開けると、そこには心当たりがまったくない箱が鎮座していた。

 そっけない黒い正方形の箱。そこに乱雑に巻かれた……一応リボン結びをしようとして失敗したのだろうか? ピンクの細いラッピングリボンが箱を封じている。
 ラッピング、というよりはぐるぐる巻きになっているし、まさに封じている、という風格だ。
 開けていい代物なのだろうか。いっそ不安にすらなる。

 とりあえずそこにあると靴が取れないので、箱はポンと鞄に放り込むとして。
 少年はかかとをひとつふたつ鳴らして靴を慣らすとひとまず学校を出ることにした。

 少し家の方に進むと公園があるので、ベンチに座って箱を開けてみることにした。
 箱の中身が発火物とかだった場合、家が燃える。いや、公園でなら発火してもいい、ってことではないんだけども。砂地だったら燃え広がらないし。一応消火器とか設置してあるし。いや別に危険物を贈られるようなことはしてませんし。多分。
 と、色々心のなかで言い訳をしながら、腕を極限まで伸ばして顔から離した場所でぐるぐるとリボンを剥ぎ取る。

 ”彼女”はそれを小一時間かけて苦労して巻いたのだけれど、少年には知るよしもない。

 思ったより素直に解けたリボンを乱雑に鞄に突っ込み、おそるおそる、顔から離れた位置で蓋を開ける。
 冬も終わりが近い、しかし非常に寒い曇りの夕暮れの時間帯には人がいない。爆発したら死ぬなー、と若干のんきに、けれど物騒なことを考えつつ彼は黒い箱の中身を薄目で覗く。

 ……ふむ、とりあえず爆発も発火もしない。

 腕を体に引き寄せて箱はベンチにそっと置く。
 そして、恐る恐る覗きこんだ箱のなかには、箱と同じく黒い物体が4つほど鎮座していた。

「……チョコ? かな」

 なんで今チョコ? とは思ったが、とりあえず危険物ではなさそうなことに心から安堵する。

「あれ、なにかささってる」

 白い紙が見えて、おそるおそる、引っ張り出してみる。

「……なんだろう。なにか書いてあることはわかるけど、なにが書いてあるかさっぱりわからない」

  ”彼女”はそれを半日かけて苦労して「いつもありがとう」をネットで翻訳にかけてアラビア語に変換し、画面を見ながら必死になってメッセージカードに書いたのだけれど、少年には知るよしもない。
 というか、わかるわけもない。

「うーん、なんだろうなぁ。わかんないけど。まぁ、いいか」

 よくない。

「あーん」

 いまいち警戒心があるんだか、ないんだか。
 少年は見るからに怪しいチョコをためらいもなく口に運ぶ。

「苦い……」

 黒い箱にふさわしく中身はダークチョコだった。
 甘いものがあまり得意ではない少年にとってはダークチョコはありがたい。

 が、さすがにちょっと苦い。

「……これチョコ……だよな?」

 ”彼女”はそれを数日かけて苦労して甘くないチョコを探し、カカオの含有が多いチョコレートをわざわざ用意したのだけれど、少年には知るよしもない。
 多分ふつうのダークチョコレートでよかった。少年は甘党ではないだけで、苦いものが好きというわけではない。

「誰だろうなぁ。間違っていれちゃったのかな。まぁ、もう食べちゃったんだけどね」

 苦い苦いといいながらふたつみっつと口にしていく。

 下駄箱にチョコレート。日付さえ違っていなければとてもベターな手段であるそれ。
 その単純さが愛しい”彼女”のものだとは気付かない。

 首を捻りながら口に含んだ苦味は、彼女の気持ちとは裏腹に素直にほどけていった。

 ーー了

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【2019/05/05 19:34 】 | 雑記 | 有り難いご意見(0)
ぴあのまじっく、行って来ました
2019.04.27。
平成も終わりが間近なこの日、渋谷LOFT HEAVENさんにて開催のもらすとしずむさん主催のライブ”ぴあのまじっく”へお邪魔して参りました。

SNSである「note」をきっかけに追いかけるようになった楽団「ユアミトス」さんご出演とのことで……予約を取らないなんて選択肢は存在しませんでしたね……
そして、この日のライブは同じくnoteにて拝見していた「もらすとしずむ」さんが主催、そしてやはりこちらもnoteでご活躍なされている「Coffy and Mary Ann」さん、の計3組の対バン形式で!

私自身、初期の頃のnoteではひっそり活動していたようなしていなかったような、みたいな微妙なところにいたので、お三方とはほぼほぼ関わりがなく一方的に存じていた、という完全に「ライブはラフに楽しみにいく」的なスタンスでふわーっと遊びにいったのでした。

ライブの一番手はユアミトスさん!
いつものSEから始まる雰囲気たっぷりなスタートでしたが、いつもと違うのは今回のライブはアコースティック編成のため男性陣が……少ない……
つまり、舞台上の女子ミトス割合が……とても……高い(笑)

アコースティック編成、かつ会場にグランドピアノ(!)があるので、いつものキーボードのときとも異なる旋律が。なんとまぁ。すごい。

アコースティックライブだと、いつもギター、ドラムに被されがちなピアノとバイオリンがここぞとばかりにメインを張ってて、いつもの曲もパワフルさよりも優雅さを見せて、同じ曲でありながら別の側面を見せてくれる感じがとても良かったです。
ユアミトスさんの楽曲は、物悲しさのある歌詞を温かなメロディーにのせて、という印象があるのですが、今回は「悲哀」の側面が強かったなぁ、と思いました。
男性陣楽器隊はユアミトスさんの「パワー」の部分を担っていたのかなぁ、なんて。

特に配信開始したばかりの結成のきっかけとなった曲(前回ライブで語られていた結成の逸話も素敵でした)「アルファ」はそれを顕著に感じました。
多分ステージ上の照明の感じだとか、今回は黒でシックに統一された衣装だとか、そういったところが影響してるんだろうなぁ、とも思うのですが。

今回もとても素敵な演奏でした。

……でもあれですね。あの編成をみて思ったことがあって。
前々回ライブ……もう一個前かな? そのときのライブで1曲だけ今回みたいに女子ミトス演奏があったときに、演奏なしの男性陣が置物になっていたときの光景をふと思い出しまして(そのあとのライブからステージ上から一時撤退制が導入されていますw)、よくわからん思い出し笑いをしました。
むしろその内容を次のライブのさいにMCに持ってきたがために印象がより強くなってしまった感があるw
ちょっとオチャメな感じもユアミトスさんの魅力だなー!と思います。

そして今回は!
バイオリンのぼってぃさんが!
ステージのセンターの方に!前の方に座っていらしてですね!!

(……大丈夫?このテンション気持ち悪くない?大丈夫???)

ライブ開始前は割りと後ろの方にひっそり座ってたんですが、ユアミトスボスの斎藤さんに「ぼってぃセンターだよ」と言われて速攻前の方に移動しました。ちょろい。
開始直後、センターで心のなかで「最高かよ」とか思ってたわけですが、出だしからコーラスで歌っていらして完全に撃沈しました。尊い。
バイオリンの演奏ももちろん素敵で大好きなのですが、実際にライブでコーラス聴いたり、ついったーでボーカルの春奈さん代打で歌ってるムービー拝見したり、インスタの動画見たりで……なんかもういろいろあれ。語彙力が来い。
春奈さんのボーカルを支える素敵なコーラスで痺れました。
もちろんいつも通り狙撃スタイルなバイオリンの演奏にも痺れました。ユアミトス、好き。

さらに、ライブ終了後にボスさまがぼってぃさんをつれてきてくださって、初めて直接ご挨拶できまして……完全に挙動不審でちゃんと挨拶できてたか定かではない……記憶があいまい……
しかもメイク担当の瞳さんにツーショットまで撮っていただいて……家宝にする(
人は推しを前にすると挙動不審になる。オタクよくない。節度をもって影に日向に引き続き強く応援していきます……
本当にありがとうございました……


続いて、二組目はCoffy and Mary Annさん!

Mary Annさんはnote時代にいろいろな方のコメント欄で姿をお見かけするかたで、ご自身がアーティストでありながら、人と交流することも作品を見ることも大事にされている方なんだなぁ、と思っておりました。

そんな理由もあって「どんな人なんだろう」と曲を聴いたのが最初で、そのときから今も、ライブで生音を聴いた今でも「音が楽しい」という印象が強いです。
本当は「うまい」とか「すごい」とかあるんでしょうけど、Mary Annさんの音はとにかく楽しいんですよね。ピアノの音が踊ってるんですよね。
いざ目の前で聴くとその印象はより強くなって「これはこっちも楽しくなっちゃうし、好きになっちゃうよなぁ」と思いました。

目の前で楽しそうな人がいて、楽しそうな音がして、それで膨れっ面で居続けるなんて難しいじゃないですか。なんかそういう感じがしました。

CoffyさんのMCも素敵で、あくまでも会場全体含めてライブ会場なんだよなぁ、と改めて感じる演奏でした。コーレスに参加するには昨日鼻風邪ひいてて完全に声がでないポンコツっぷりだったけど(

あと、Coffy and Mary Annさんが一番ライブ名の”ぴあのまじっく”という感じでした。
ピアノってあんなに強い音が出せるし、ボーカルに負けないし、CoffyさんとMary Annさんの歌声の掛け合いも上昇気流にのってる感あって……思い出すだけで楽しい!

そして、今回ならではのコラボとして、もらすとしずむさんのドラマーさん参戦の演奏も迫力あって素敵でした。
ドラマーさんがCoffyさんのほうをちらっと確認しながら楽しそうに叩いていらっしゃったのがとくに印象的でした。直前に唐突に決まったコラボとは思えないほど安定感あるコラボレーション。

このライブ、見所ありすぎですね。二組目で結構お腹いっぱいですよ。


でもまだまだ。
満を持しての三組目、主催のもらすとしずむさん。

開催時間的にはお昼のライブだったんですよ。
でもね、もらすとしずむさんは夜のライブ。
ダウナーなのにアップテンポ、音の移り変わりはシームレスなのに突拍子のない音がどこからか聴こえてくる。

こちらのバンドもnote初期の頃にコメント欄でよくお見かけして、それをきっっかけに拝聴したことがあるのですが、記憶のなかと音が違うのはどうやらメンバー変遷もあったようで。なるほど。
でも、そのなかでも「芯」の部分は記憶にあるままというか、今も昔も「かっこいい」んですよね。かっこよくて芯があって。芯があるからかっこいいのか。

サイケデリックな音にびっくりもするんですが、聴いてるとだんだんそれがすごく当たり前なんだという納得もあるんです。
不思議な感じなんですよねー。刺さる。
ほとんどMCもなく硬派に、自分達はこれだ、と在り様を魅せてくるところがやっぱりかっこよかったです。

しかし、一番のビックリポイントはMary Annさんが参戦しての演奏ですね。
もともともらとしずむさんの音楽はパワフルなのに、そこにMary Annさんのパワフルピアノが混じりあったら相乗効果ですよね!! 計算苦手でもわかる。
まさに”ぴあのまじっく”でした。
まさかこんな感じで伏線回収してくるとは……

ライブハウスなんですけど、最後の方はクラブで生演奏聴いているみたいな情緒があって不思議な空間でした。
ライブ終わって外出たとき、あ、そういやまだ3時なんだよな、と明るい空を見て思うくらいw


ユアミトスさんが夜明けなら、Coffy and Mary Annさんは真昼の青空のしたで、もらすとしずむさんは子供が寝静まったおとなの夜、という感じで、すさまじい一日を体感できるライブにすごい軽い気持ちで行っちゃったなぁ、と思いました。
あの熱量にたいしてふわーっとした気持ちで遊びにいったらそりゃ飲まれるよねw

ご出演者のみなさん、楽しい時間を本当にありがとうございました……!


あと、今回のライブ会場の渋谷LOFT HEAVENさん。
めっちゃきれいで感動しましたー!新しいところだからそりゃきれいだろうけど!
天井のひらひらが風を受けてひらひら、ライトを受けて色づきひらひら……雰囲気最高of最高。
そして御手洗いの治安がよい。治安がよい御手洗い素敵。ステッカーが壁全体に貼ってあったりポスターがベタベタくっついてるあれも風物詩的で嫌いじゃないけど、綺麗な御手洗いのライブハウスは初心者の人も連れていきやすい……
あと、全然快適さには関係ないけどコーラが瓶のコカ・コーラで嬉しかったです。入り口に置いてあった瓶のケースに積み重なったコーラの瓶みて「今日はこれ」と迷わず決めました。瓶コーラ好き。

こういうところもライブの醍醐味ですよね。
GW、基本土日以外仕事が入ってて気が滅入る(世の中の)連休初日でしたが、パワーもらっちゃったのでこれを燃料に働こうと思います。

拍手[0回]

【2019/04/28 16:58 】 | 雑記 | 有り難いご意見(0)
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