●メモ
碧の過去話(まだ深波にも逢ってない頃の話) 深波について ・深波については人間に恋して、そして悲劇を迎えた同類として知ってはいる。 ・碧はそんな深波を愚かだと思っているし、見下してもいる。 (ただ、碧も少なからずそういう目に遭うわけで、だからこそ深波は碧に会いに行ったんだろうなぁ、なんて思ったりね) 登場人物 魔王 碧(若)――まだ父が地帝なんで、実際にはまだ魔王じゃない。 何に対しても無関心。 勇者 未定――女。碧を魔王と勘違いして討ち取りに来る。 碧の母 真朱(まそほ)――夢魔。妖艶な女性。碧を愛している(独りの男として) 碧の父 静(せい)――地帝であり、地獄の主の魔王である。実は碧の他に子供がいる。 深波――煉獄の主。恋した人間の女を父に殺され、のちにその復讐(父を自らの手で討ち取る)を果たし煉獄の王の座に就いた。 メインテーマ 「魔王は魔王であるだけで悪なのか?」 サブテーマ 「無銘の幸福」 *碧 ・まだ人殺してない(というか殺すほど関心も持っていない ・手下のもの(人間)は勝手についてきただけで、やはり彼らに対しては無関心。 ↑ しかし、現世では人間が悪魔に誑かされたと勇者を担ぎ上げ。 *話の断片(思い付きともいう) 「お前をちょっとでも信じかけてた俺が馬鹿だったよ」 碧はうっすらと笑った。 口元から朱を流しながら、確かに。確かに彼は笑っていた。 愛しかけていた女の面影が哀しい。 ――嗚呼、本当に馬鹿みたいだ 振り翳す刃。 振り上げられた力は何処かに堕ちるまで止まることはなく…… PR |
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