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  • » 2025.01
碧の過去話めも
●メモ

 碧の過去話(まだ深波にも逢ってない頃の話)


 深波について
 ・深波については人間に恋して、そして悲劇を迎えた同類として知ってはいる。
 ・碧はそんな深波を愚かだと思っているし、見下してもいる。

 (ただ、碧も少なからずそういう目に遭うわけで、だからこそ深波は碧に会いに行ったんだろうなぁ、なんて思ったりね)

登場人物
 魔王 碧(若)――まだ父が地帝なんで、実際にはまだ魔王じゃない。
         何に対しても無関心。
 勇者 未定――女。碧を魔王と勘違いして討ち取りに来る。
 碧の母 真朱(まそほ)――夢魔。妖艶な女性。碧を愛している(独りの男として)
 碧の父 静(せい)――地帝であり、地獄の主の魔王である。実は碧の他に子供がいる。

 深波――煉獄の主。恋した人間の女を父に殺され、のちにその復讐(父を自らの手で討ち取る)を果たし煉獄の王の座に就いた。

メインテーマ
「魔王は魔王であるだけで悪なのか?」

サブテーマ 「無銘の幸福」


*碧
 ・まだ人殺してない(というか殺すほど関心も持っていない
 ・手下のもの(人間)は勝手についてきただけで、やはり彼らに対しては無関心。
  ↑ しかし、現世では人間が悪魔に誑かされたと勇者を担ぎ上げ。


*話の断片(思い付きともいう)


「お前をちょっとでも信じかけてた俺が馬鹿だったよ」

 碧はうっすらと笑った。
 口元から朱を流しながら、確かに。確かに彼は笑っていた。

 愛しかけていた女の面影が哀しい。

 ――嗚呼、本当に馬鹿みたいだ

 振り翳す刃。
 振り上げられた力は何処かに堕ちるまで止まることはなく……
 

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【2013/03/29 00:29 】 | ネタめも | 有り難いご意見(0)
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