幸福のかたちはどういうものだったか。今になって考える。 せかいはただ広く、眩暈がするほどに私に冷たかった。 はかいの衝動も、せかいの布教も、全ては私を置き去りに進んでいく。 知識のない人間に対してこの世は嫌になるほど無情だ。 らくに生きたいと望み、簡単に生きてきたツケが廻ってきたのだろうか。 ないものねだりを続けてきた罰なのだろうか。 いつまで、この生き方を続けるのかと責め立てられるような日々。 まったく、私はいつ何処で選択を間違い。 また、どうしてそのまま生き続けてしまったのか。 でも、今でも。これからも。それは。 PR |
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