お礼が遅くなってしまいましたが折り本の配信、終了いたしました。
印刷頂いた皆様、本当にありがとうございました。 一色綴とは少し方向性が違うかと思うのでどう読まれているか心配もあるのですが、また夏にもお付き合いいただければ幸いです。 ちなみに発行はお盆時期を予定しております。 さて。 ちょっと間をあけてから少し春の折り本のはなしを書こうー、と思っていたら1か月以上過ぎてました。 ちょっととは。 基本的に叶いそうで叶わない恋愛ものが好きなのですが、そこからさらに「心根捻じ曲がった性悪少年」と「心根素直で優しい爽やか少年」を「可憐な性格捻じくれ美少女」にぶつけて三角関係を匂わせるという、100%を越えて完全に趣味に走りました。 流石に反省と実際にちょっと厳しいご意見も頂いたので夏はもう少し一般向けに行こうと思います。 テーマ色の紅色は椿の色です。 実際、表紙の椿、そして個人的な推しポイントではあるのですが、少女の目の下にひっそり紅が引かれているのが色っぽくて気に入っております。 「紅色」は「ベニバナ」から採取される色素で染められる和色ですが、ベニバナ自体は黄色い花になります。 そこから少年は『裏表の別側面のある男の子』設計に。 さらに、その華美さゆえに平民の間では禁じられた色でもありました。 それでもベニバナを用いず紅色を別原料からつくり出すというほど日本人に愛された色でもあります。 偽物の部分は愛されキャラな彼ですが、裏面は嘘八百と天邪鬼を足し合わせた紅色男子くんです。 次回は「夏」。 夏休みを音楽と恋とで揺れる少年たちの姿を描いた「橙色×夏×少年」の青春小説になります。 ただいま改稿作業中です……頑張ります…… PR |
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