6年半遊び続けていたソシャゲ「SINoALICE」が2024年1月15日12時を以てサービス終了したことを受けてのあれこれです。
サ終を受けてのあれこれは3回更新したのですが、こちらは「もうサ終したからエンディングのネタバレ感想書いてもええやろ」のあれこれです。
ネタバレ含みますのでご注意。まぁ、ネタバレ食らったところでもうサ終してるので遊べないから許して!
……とはいえ、サ終まで待ってると記憶が薄れていきそうなのでリアルタイムで書き続けていました。
なので昨年12月下旬のことから始まります。
宜しくお願いします( ‘ᾥ’ )
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・12/21記録
12月20日、21時よりシノアリス最終章「ヨクボウ篇」が公開されました。
……20時終了予定だったメンテナンスは無事に延長し21時に終了。こういうところもシノアリス。
まず、シノアリスのエンディングを見るにあたり大前提として「12月26日に公開されるヨクボウ篇の第7章(最終章)はギルドメンバー全員で同時にスタートしなければいけない」というのがあります。
なので、本当のエンディングを見るにはギルドでの挑戦が必要です。
今回のメンテでは第1〜6章までが公開されました。
うちのギルドは28日にヨクボウ篇第7章に挑戦予定なのであまり時間もなく、実際楽しみにしてたのもあって私は21時30分頃からヨクボウ篇第1章をスタートしました。
運営からヨクボウ篇の注意事項として事前に「ヨクボウ篇を進めると徐々に機能が停止します」とあり、19日にギルメンと「ヨクボウ篇進めたらチャットが止まったりして」と笑っていました。
笑ってたんですよ。
そして、20日21時30分。
ヨクボウ篇の第1章に挑戦開始。
フ ラ グ 回 収
マジでチャット封じられて慌てました。
ホントのホントに慌てました。
幸いサブ垢がギルド内に在席してたのでそっちで大慌てで報告。
ギルドメンバーも「えぇ……」みたいな反応だったの草。
最終章がギルメン全員で同時に挑戦が条件である以上、予定のすり合わせや告知、そのリマインド、当日には点呼とかしたいわけじゃないですか。
発信できないだけならいいけど、チャット画面そのものが開けなくなってしまったので見ることもできない。
とはいえ、公開中の6章まで行けば復帰の可能性あるんじゃないかと思い一気に進行。
祈る気持ちでした。
ちなみにこの道中でミュージアム機能(シナリオやムービー見返し用のギャラリー)も使えなくなった。
仲間の絆も思い出も破壊に来るじゃん……
シノアリス内のキャラクターたちはあくまでも色々なおとぎ話の主人公たちでキャラクター同士でしか会話しないんですが、そのナビゲーター役のギシンとアンキというお人形はサービス開始からずっと「プレイヤー」側に話しかけているニュアンスの話し口で、明らかに現実側に干渉してくる存在だったんですよね。
そういう存在なので、プレイヤーが現実時間を費やして交流を以て築き上げて来たギルドへの干渉や、ギャラリー含めた思い出破壊とかしてくるんですよね。嫌がらせで。
シノアリスは他のソシャゲなどと同じくホーム画面に好きなキャラクター置けたんですけど、そのホーム画面も破壊して無人にしやがりましたからね。
極悪すぎるわ。クソ人形ども。
とはいえ、ミュージアム機能もホーム画面もいらないから、とりあえずチャット返してくれの気持ちで進めました。
6章クリアで帰ってこれた……( ;∀;)
ミュージアムとホーム画面はダメなまんまだけど。
でも、ヨクボウ篇をスタートした段階からギシンアンキの人形たちの攻撃がプレイヤー側に向いていたんですけど、6章でキャラクターたち誰か一人を選んで一緒に人形と戦う流れになったのは正直激アツだった。
逆に言えば、一人選んだキャラクター以外のモノガタリは見られないということなんですけど……
私はサブ垢あるのでもう一人分は見られるので、今頑張ってすすめているところです……
本垢はアラジンを選んだので、サブ垢でグレーテルと一緒に歩みます。
アラジン、金の力で全てを解決しようとしてたな……
世界一周やら宇宙旅行やら、果てまでは南の島買い取っての早期リタイアからのバカンスを提案してくるアラジンくん。
「君の世界なら魔法のランプがなくても金の力でそういう事ができるはずだ」って言い始めたとき、すげー良い声で言っても大分酷いセリフだぜ、と頭を抱えました。
選ぶ人を間違ったかな……(゜-゜)
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・12/29記録
28日22時、ヨクボウ篇7章(最終章)やってきました。
挑戦時のギルドメンバー数は12名。
いや、わりと多いのでは!?
本来のギルドメンバー数は15名ですが、ひとつは私のサブ垢でまだストーリー追いついていないので脱退、2名は予定が折り合わず残念ながら除名となりました。
とはいえ、予定が合わなかった2人とは28日に最後に個人チャットでご挨拶できたのでよかった……いってらっしゃいと言われてしまった……寂しい(´;ω;`)
7章開始ボタンを押した時点でもう後戻り出来ない感がすごくて、メンバー全員揃うまでの待機時間中に唯一使えたギルドチャットでわちゃわちゃしてる間にストーリー開始。
やっぱり最後のストーリー朗読はアリスだった。
そして、ラスボス戦がギルドメンバー勢揃いで戦闘へ……
コレ知ってる、レイド戦で見たやつ。
戦っている間、ギルメンと「かてぇ……」(実際殴ってるとダメージが雀の涙。ダメージソースは実質右下のボタンから撃てる必殺技だった)と困惑。
最後の最後まで困惑させるな。
でも、それもわりとすぐ終わってしまい。
ムービーに入って、もうこれでおしまいなのか、「かてぇ……」って言ってたのが最後のギルメンとの会話なのか、とだいぶ悲しくなったところで。
キャラクターズたちとのお別れも済ませて、始まるエンドロール。
何故か下にチャットボタン。
これはまさか、と思ったら……
ちゃんとギルドチャットでした。よかった!
わざわざ"最後"とか言うな!
わかってても悲しくなるだろ!
エンドロールはちゃんと見たい。
しかし、ギルメンと最後の会話の時間と思うとエンドロール閲覧の優先順位がめちゃくちゃ下がる……
(※エンドロールはクリア後に見返し機能がありました。よかった)
エンドロール終了後、残り10分です、という表示があり、ほぼ全員なんだかんだ「退出」のボタンが押せずに追い出される瞬間までいましたねw
文章周りは一通りスクショ撮ったんですが、最後1分切ったらスタンプ乱舞で、もうなにも追いつけなかった。
6年半遊んだ中で最大風速でしたね……(;´∀`)
良いギルドだったな……
サブマスが「揉めたりもしなかったし、良いギルドだったんじゃないかな」と言ってくれたのが一番救われました。
そうね、揉めなかったし空中分解もしなかったし、6年半保ったこと考えたらずっと平和なギルドだった。
そして、にぎやかなギルドチャットも閉まってしまい放り出された私にシノアリスから与えられるのは……
墓。そう、墓です。
シノアリスの公式はモノガタリを最後まで戦うと墓標を立ててくれる。どういうことよ。
私は1,725番目にシノアリスを戦い抜いた人らしいです。
26日にエンディングプレイ期間に入って、28日時点でこれだけの人がクリアしたっていうのも結構すごいことだな、としみじみ思いました。
ちなみに後で確認したところ、ナンバリングはギルマス→サブマス(ギルド加入順で2人)→ギルド加入順でメンバー、という感じでした。
最後の最後、自分のプロフィールを設定できるのですが、悩みに悩んでアラジンで設定してきました。
ナイトメアはブルーポピーちゃん。
ブルーポピーちゃんはいつ見てもかわいいからね……
もう変更できない墓標を自分で刻まさせられてる。
他では得られないであろう経験でした。経験できなくていいわ。
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・1/10記録
サブ垢でエンディング迎えてきました〜!
年末時点でシノアリス篇(ヨクボウ篇1個前)だったのでなんとか頑張ってやってきました……
本垢ではヨクボウ篇6章をアラジンルートでやっちゃったので、サブ垢でグレーテル見るしかなかったし……!推しが2人以上いると選ぶの迷いますよね……
あってよかったサブ垢( ˘ω˘)
アラジンルートだと、プレイヤー自身に語りかけてくれて感謝を伝えてくれる、みたいな、なんだこの乙女ゲーみたいなやつ、って感じだったんですが、グレーテルはお兄様大好きっ子なので「お兄様とあなたについて少しお話しました」みたいな距離感じるノリで、これこそグレーテルだわ、と納得感と、6年半一緒にいたのに距離が1cmぐらいしか縮まってないな、みたいな寂しさがありました。
まぁ、グレーテルがイベント含めて他のキャラクターズと話ししてるのも激レアだったからな……ご褒美ですよ……
そういや、ヨクボウ篇6章で会えたグレーテルはもしかして衝動篇(最初のストーリー)のグレーテルだったのかな、とふと思いました。
シノアリスは平行世界に同じキャラが存在している世界観なので、イベントで特殊空間に放り込まれてそのままその世界で幸せに生きていく子もいたり、イベント世界と決別して元の世界に戻る子もいたりします。
シノアリスのグレーテルって背景事情が面倒臭くて、グレーテルを殺めてしまったヘンゼルがその事実に耐えられなくて自分をグレーテルだと思い込み、グレーテルの生首を持って"お兄様"を探しているヘンゼルなんですよね。
お兄様はあなたなのよ……
衝動篇で最初に会うグレーテルは、現実篇で出会える引きこもりの青年(ヘンゼル似)に引き合わされたときに彼を探していたお兄様と思い込んだり、青年と融合してしまったりとなんだかエライことになるわけですが……
一方で、作者篇で出会えるグレーテルは、自分をグレーテルと思い込んだままのヘンゼルが自らを犠牲にして本物のグレーテルを呼び戻す、という、会いたいひとには出会えない終わりを迎えていたり。
その一方で、淘汰篇以降に出てくる謎の覆面の男の中身は正気を保ったままのヘンゼルで、グレーテルを殺めてしまった事実はありつつも妹との再開目指して戦い続けているんですよね。
そして、6章グレーテルから、正気を保っていたヘンゼルは彼のグレーテルと再会できた、という言及があったので、それならこの子は……?と。
全グレーテルが融合してるなら、そんな他人のことを語るみたいな言及の仕方ではないでしょうし。
メインストーリーでは一旦アリスを除いたキャラクターズは全滅してしまうので、どこかのモノガタリからロールバックしてきた6章の全てを知っているグレーテルは、プレイヤーが初めて会った子の可能性はありそうですよね。
もしかしたら6章で会える他のキャラクターズも衝動篇のときの子なのかもな……
アラジンはそれっぽい言動ほとんどなかったし、それ以外のキャラももう確かめようがないんですが……
そんなことを思いつつヨクボウ篇7章に挑戦。
7章(エンディング)はソロでも難なくクリアできる難易度、というか、死なない仕様だったので、復帰組にはヨクボウ篇1〜6章クリアするのが難易度で言えば一番の山場だったんじゃないですかね……
ソロギルドで終わらせたのでエンドロールは思う存分見られました。悔い無し。
そうそう、本垢は12月28日にエンディングで墓の通し番号は1,700番台でしたが、1月10日のサブ垢は15,000番台でした。
年末年始でかなりの人がクリアしたんですね。
とはいえ、エンディングは見ずにシノアリスと一緒に沈む覚悟を決めた人も見かけたので、アクティブ勢でも全員がクリアするわけでもないわけで。
それでも、これだけの人がモノガタリの顛末を見届けたというのは、文句も炎上も多々あったけどもなんだかんだ皆シノアリス好きだったんだろうな、と感じました。
サブ垢の方でエンディングプレイする前に本垢のギルドを最後に見てくればよかったな。
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シノアリスはこういうゲームでした。
ここまで記憶に残るソシャゲはそうそう無いような気がします。
終わりまで見届けられて本当によかった。
関わってくれた皆さん、本当に、本当にありがとうございました。
またどこかでお会いできたら嬉しいです。
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