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Yue

「貴方、本当に最低ね」
「私に近付かないで」
「貴方なんか要らない」
「私は貴方が大嫌いよ」 

 (ねぇ、信じて。私は本当に貴方のことを□□していたわ)




 由依は生涯、只の一度も郁未の名を呼ぶことはなかった。
 呼びたくとも呼べない。
 呼びたくない。
 その、意味。

 誰にも悟られることのない。
 奪われることのない。
 密室のような、その愛。

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【2013/03/26 23:11 】 | 雑記 | 有り難いご意見(0)
明日と彼方
奈月明日(なづき・あす):生真面目な少年。自分が嫌い。双子の兄がいる。
九条彼方(くじょう・かなた):色(有彩色)が見えない少年。世界がモノクロ。




出来ること、出来ないこと

「彼方って、なんか何でも出来るイメージがあります」
「いや、それはお前だろ、明日」
「……そうでしょうか?」
「無自覚だな……まぁ、あれだよな。お前は意外と料理が苦手だよな」
「意外と、ってなんですか。普通に苦手ですよ」
「そこ聞くと、ああ、明日もお坊ちゃんなんだなぁ、って思うわ」
「…………」
「一応言っとくけど褒めてるんだぜ?」
「え?」
「そういうとこで実感するけど、普段は本当に普通だからさ。全然お坊ちゃんだって意識しないし」
「ふふ……」

「……そういえば、彼方の苦手なことってなんですか? 思い当たる節がないのですが」
「ていうか、俺も別に料理得意じゃないんだけど」
「とは言っても1人暮らしですし、飛びぬけて美味しいというわけではないですが、普通に料理してたじゃないですか」
「そりゃあなぁ……ある程度は出来るけどさ。てか、お前何気に失礼じゃね?」
「……? 何か気に障りましたか?」
「……天然毒舌」
「え?」
「いんや、なんでもねーよ。あとはそうだな、球技が苦手」
「へぇ? ああ、そういえば彼方、体育の時、ボール競技は前に出てこないですもんね」
「色見えないからボールの場所が分かり辛くって」
「なるほど。そういうところでもなかなか不便なんですね」
「ホントによ。まったく困ったもんだぜ」

「意外といつかが料理得意ですよね」
「たしかにアレは意外だったなぁ……あのいつかが」
「ああ見えて家庭的ですよね」
「兄貴肌だし子供好きだし、あいついい父親になれるよ」

「「致命的なほどにモテない(です)けど」」
 



 今頃いつかはくしゃみでもしているんではなかろうか

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【2013/03/26 02:08 】 | ネタめも | 有り難いご意見(0)
在ヱ 蛇弦
キャラ掴むまでにはいくつか台詞パターン考えて詰めてくかなー……


「ねぇねぇ、僕のモノにならない?」
「えっ、ならない? えっとね、そうじゃなくてね……」
「そうだな。じゃあ、言い方を変えよう。僕のモノに、するから」
「いいなァ、その反抗的な目……ゾクゾクするね」
「でも、どんな目したって無駄だよ。君は逃げられない」
「もう、君は僕のモノだよ」
「だから、僕ももう、君のモノだ」





Diaraysさんの「Ib」を聴きながら書くにはあまりに虚しいこと

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【2013/03/26 01:03 】 | ネタめも | 有り難いご意見(0)
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